自己満ブログ

いつまでも観光気分にて、オーストラリアでのんびりワーホリ中

6日目(Coral BayからExmouth)

 

2023年6月30日(金)

 

7:00ごろ起床すると、横で寝ていたほーちゃんはいませんでした。朝陽を見に、ビーチへ行っていたようです。日の出前のビーチの空は、ピンクとブルーの綺麗なグラデーションだった様で、綺麗な写真を見せてくれました。

ひーさんは車からガスコンロを出して、コーヒーのためのお湯を沸かしていました。私はラクサのインスタントスープをいただきます。(※この旅で、このスープに沼る。)

 

キャンプサイトを抜けて朝食へ向かう様子。

オージー(オーストラリア人)のキャンプスタイルは
もはや家運んでる。

 

朝食は、キャンプサイト目の前の道路を渡った場所にあるCoral Resort Bakeryにて、チキンサラダサンドとチャイラテをいただきます。ボリュームの割に価格が安かった印象です。ほーちゃんは、何個か入ったドーナッツの特売品を買っていました。(ほーちゃんは「ざーみやが食べると思って…」と言及されていました笑。)

朝食はこちらのベーカリー。
ひーさん邪魔よ〜。

店内の様子。
たくさんのドーナッツを買うほーちゃん。

食べかけ失礼。
チキン3割こぼしたので鳥の餌。

 

一旦、キャンプサイトに戻り荷支度を終えて、最後にCoral Bayのビーチを見に行きました。満潮時間だったので、昨日歩いていた砂浜は海で覆われていました。

岩の上にある、小高い展望台へ。その展望台は腰あたりまで砂で埋もれていました。ここ望遠鏡はコイン無しでも作動します。運が良ければ、これでイルカを見つけることができるかもしれませんね〜。

腰掛けているのは、砂で埋もれた手摺りです。

 

これから、約150km離れているExmouthへ向かいます。

 

道中、1〜2mほどの土が大きく盛られた物体が等間隔に立っていました。ひーさん曰く、これはシロアリによる蟻塚らしいです。車を止めてもらい、私だけ降りて数枚写真を撮ります。近寄る勇気はありませんでした。(後々調べたら、枯れ葉や落葉を素材にしていて、太陽の熱で温められる蟻塚の内部は程よい湿度が保たれているとか…。)

 

1時間ほど車を走らせ、Exmonthのゲートに到着しました。

 

 

中心街へ立ち寄り、お土産物を物色。ほーちゃんと私は「Exmonth」と書かれた、粋なアパレルを探していましたがパッとするものなく諦めました。

休憩がてら、私はアイスクリーム(”鯨味”と書かれた謎の青いアイスクリームの種類を選ぶ)、ほーちゃんとひーさんはアルコールで喉を麗し、本日の夕食である鍋の食材を求めてIGA(田舎によくある割高スーパーマーケット)へ行きました。なんとなく、ここのIGAに入った瞬間「あ、海外のスーパーマーケットの匂い」を感じました。(ベーカリーの匂いを強く感じたから?)

鍋の食材は、手羽先・白菜・玉ねぎ・ねぎ・にんじんに決定。ついでに、次の日のハンバーグの食材も買い足しました。あと、大事な水の補充も。

ひーさんは先程のアルコールでほろ酔い状態。オーストラリアでは、飲酒後の運転は規定値を越えなければ可能なので、気休めに水を飲んで何回もトイレに行ってアルコールを抜く作戦を取ります。(まだまだ、キャンプサイトまで運転お願いしますよ!笑)

 

その後、ガソリンを入れて(1リッター2.21ドル)、Mildura Wreckへ向かいます。車で20分ほど移動です。

ここでは、1907年に海岸から80メートル先のところで座礁した船を見ることができます。(ちなみに、この事件で怪我人や死者はいなかった模様。牛500頭を載せた汽船らしく、牛の損害はあったらしい。)

今まで、Exmouthに数回来ているひーさんもこのビーチに来たのは初めて。早速ドローンで上空から船を確認しました。

満潮時だったため、目視では
船の頭が少し見えるくらいで全貌が確認できず…

ドローン撮影

私たちがいる場所、
とんでもなく綺麗な海だった件。

 

続いて、Turquoise Beachへ。ここは岸の形から、離岸流が発生しているため海水浴の際はお気をつけて。

離岸流の注意書き。

本当に綺麗なビーチで、海に遊びに来ているオージーがたくさんいました。サップしたり、日光浴したり…ゆったりな海の過ごし方。

オケツが並んでてかわいい。

サップ並んでやっててかわいい。



 

そして車を30分ほど走らせて、本日のキャンプサイトCape Range National Parkに到着しました。ここで、2泊3日過ごします。オーストラリアの国立自然公園でキャンプをする際は、大人1人あたり1日11ドルです(要予約)。もちろん、ここには電気水道はありません。あるのは、5箇所のキャンプ区画と1箇所の簡易トイレのみです。

本気で何もないキャンプサイトですが、ひーさん曰く予約したのは4ヶ月前。その時点でさえ、ほぼ埋まりきっていた様です。只今、ホリデーシーズン真っ最中、自然を全力で堪能したいなら、海も近いし空は広いし最高のキャンプサイトですね!(ただ、2泊3日が限界。)

”レンジャー”と呼ばれる管理さん(左)が、
1日に数回見回りに来ます。(予約確認もされます。)

レンジャーの方に「毎日17時にサンセットウォッチングが海辺で開かれるんだ。酒飲んだりして夕陽見ながら過ごすんだぜ〜。遊びに来いよ!」と言われたので、テントも設置した後、徒歩15分かけて海辺へ向かいました。

てっきり、小さいフードトラックが来て飲み物を販売しているのかと思いきや、ただキャンパーたちが椅子とアルコールを持参して海を眺めているだけでした。(がっかり?いや、何もない空間だからこその贅沢よ!)

本日の日没は17:51。夕陽が海の下へ潜っていく速度は、想像よりも10倍早いです。日没15分前は結構上の方にあった太陽が、あっという間に海に吸い込まれてしましました。

暗くなる前に、先早とキャンプサイトへ戻ります。日没後の空は、ラベンダー色・桜色・オレンジ・ターコイズ・青色…。いろんな色の空が一度に見れちゃう、本当に綺麗な瞬間でした。

月がいつの間にか顔を出していた。

ひっろい空なの!!

 

夕飯作りは、ハエも出てきたのでテントの中に机とコンロを入れて行いました。

ひーさんが日本から持ってきていた鶏出しキューブを使って、The Japanese鍋です。(私とひーさんは待ちきれず、ナッツ・ビスケット・プチトマトをつまみ食い。)

なんだか気分は年越しだい。

締めは、チーズと卵とご飯を入れて雑炊に。デザートは、マシュマロを炙ってビスケットにサンドするスモアを。(ビスケットだけでも火に炙るとバターの香りが香ばしくて美味しかったが、2人はそうでもないらしい。)

ひーさんは私の分まで炙ってくれています。

その後、寝袋を敷いて即就寝です。

 

この日の移動(約240km)

 

7日目に続く。